オオアラセイトウは本当に美味しいの?

オアラセイトウ属のオオアラセイトウ(大紫羅欄花)はムラサキハナナ(紫花菜)、ショッカサイ(諸葛菜)の呼び名もある。あまり普及していないがシキンサイ(紫金菜)とも呼ばれるらしい。野草に複数の呼び名があるのは珍しくないが、別名が多すぎる。諸葛孔明が陣地で食用にしたためショッカサイ(諸葛菜)の名前がついたというが、美味しかったという話しは聞いたことがない。
オオアラセイトウをハナダイコンと呼ぶ人もいるが、この名前の使用は避けたほうがよい。ハナダイコンと呼ばれる外見が似た別の種があり、欧米では伝統的な園芸植物である。ハナダイコンの種はこちらで購入できる。ハナダイコンはハナスズシロとも呼ばれ、英語では学名hesperis matronalisのほかに sweet rocket、dame's rocketなどとも呼ばる。この名前からも想像されるようにハーブやサラダの飾りとして用いられる。
単にrocket、roquetteと言えばルッコラ(和名、キバナスズシロ)ことである。園芸店の種袋にはロケットと記載されていることが多い。庭に植えておけば早春から今頃までサラダに加えて重宝する。
ハナダイコンと名前が似通ったハマダイコンと呼ばれる野草がある。これは食用のダイコンが野生化したものと言われるが、真偽は疑わしい。こちらの記述参照。食用には適さないと思われる。こちらの記述参照。海岸でよく見られるそうだが、武蔵小杉附近の多摩川の河川敷でも群生しているらしい。

写真はルッコラの花。もう枯れかけている。
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by takaminumablog | 2018-04-20 11:39 | 雑感 | Comments(0)
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