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Droste画像

Droste画像とは画像の中にそれ自身を再帰的に含む画像のことをいう、と言葉で表現しても何のことかわからないですよね?でも下の画像を見ていただければすぐわかるでしょう。詳しくはWikipediaで検索してください。
droste画像をつくるGIMP用のプラグインがあるとは知っていたが、ちょっと面倒くさいため試さないできた。奇特な方が、そのプラグインにヒントを得て専用のソフトPhotospiralysisを作ってくださった。試しに使ってみたがとても面白い。皆様もお試しなされ
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by takaminumablog | 2010-03-20 15:13 | 写真:画像 | Comments(1)

Photoshop Elementsのアクション LOMO

Photoshop Elements7.0からアクション(Action)をサポートする機能が増えた。アクションとは一連の操作をファイル(拡張子atn)で保存しておき、一気に行うものである。Elementsにできたのはそのうち、アクションの実行だけでアクションを作ることはできない。ElementsユーザはPhotoshop CSの方が作ってくれたものを実行するだけで、「ちょっとさびしい」とも言えるが無いよりはいいだろう。またアクション内にElementsでサポートされない機能が使ってあると動かない。
Lomography(通称Lomo)とはもともとロシアのカメラの名前。要するにトイカメラ。普通には映らないので人気がある。くわしくはWikipediaでも見てください。デジカメで撮った写真をLomo風に変換するPhotoshop用のアクションが公開されていた。これをElements7.0に入れてみた。入れ場所は Vistaや7であれば以下の場所:
C: ¥ProgramData¥Adobe¥Photoshop Elements¥7.0¥Locale¥ja_JP¥Workflow Panels¥actions
入れた後、Photoshop Elementsを起動するとガイド付き編集のアクションの中のメニューに追加されている。
「周辺が暗い」、「彩度が上がる」というLomoの特徴は出ている。しかし歪などはない。Lomo風の味のある画像にするためにはあらかじめ歪などを加えておくべきだろう。
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by takaminumablog | 2010-03-14 16:17 | 写真:画像 | Comments(0)

Bleach bypass

最近、ブリーチバイパス(あるいは「銀残し」)というテクニックを使った写真をいくつか見かけた。フィルムや印画紙での現像手法ついてはこちらやWikipediaを参照。これをPhotoshopで行うチュートリアルもあるが、無料のプラグインがあったのでPhotoshop Elements 6.0に入れてみた。ちゃんと動いた。
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by takaminumablog | 2010-03-11 09:51 | 写真:画像 | Comments(1)

画像の拡大・縮小

最近、急にラスター画像の拡大・縮小のことが気になりだした。私の知っていること、分かったこと、疑問などを書きとめておこう。
画像を縮小・拡大する最適なアルゴリズムは対象画像に大きく依存する。拡大・縮小する、ともともと存在しなかったピクセルを補間する必要がある。ニアレストネイバー法、バイリニア法、バイキュービック法が有名。ニアレストネイバー法とは、いちばん近いピクセルを複製するか削除するだけのアルゴリズムである。もとのドットをそのまま拡大したい場合に適するが、ジャギーも目立つ。バイリニア法は近隣2×2ピクセルを使って線形補間する方法。バイキュービック法は近隣4×4ピクセルを使って3次式をつくり補間するもの。通常の写真のサイズ(厳密にはピクセル数)を変更する場合は、(この三つのアルゴリズムのうちでは)バイキュービック法がよいと言われている。(計算量が多いのが欠点と言われるが、アマチャアが少量処理する場合は問題にならないだろう)Photoshop Elementsでも写真のサイズを変更する場合、バイキュービック法が初期設定されている。しかし実際には画像によって、方法を使い分ける必要がある。二値画像ではニアレストネイバー法を使う必要がある。日の丸のような画像をバイリニア法やバイキュービック法でサイズ変更すると赤の周りにピンクの部分ができてしまう。二値画像だけでなく局部的に見て二値になっていて中間の色があってはいけない画像にはバイリニア法やバイキュービック法は使えない。バイキュービック法で画像を拡大するとアンシャープマスクをかけたように、エッジが強調される。つまりアンシャープマスクをかけたくない画像には向かないと考えた方がよい。
イラストをバイキュービック法で10倍に拡大して、細部を表示したサンプルを示す。(左から元画像、元画像の拡大標示、バイキュービック法で拡大した画像)なおサンプルはこのサイトから借用。
同一の色で塗った部分があるイラストやそれに似た写真をバイキュービック法で拡大してはいけない。
(標示している画像は間違った使い方)つまり、イラストは初めからラスター画像ではなくベクター画像にするべきである。たとえラスター画像として描いても、まずベクター画像(拡張子svg)に変換してしまう。そうしたら縮小・拡大が自由にできる。(ただしベクター画像が扱えるソフトたとえばInkscapeが必須)ただしベクター画像をラスター系ツールに読み込むとその時点でラスタライズされてしまう。
文字を書き込んだ画像で拡大縮小の実験結果を示したブログがある。実験としては分かりやすいが、実際は文字のない画像で拡大縮小を行い、その上に文字を書き込むようにしなければならない。(Photoshop Elementsなどのラスター系のツールでも、ラスタライズしない限り文字はベクター画像として取り扱われる)
疑問点:Photoshop Elementsでサイズ変更する場合、上の三つ以外に「バイキュービック法(滑らか)」と「バイキュービック法(シャープ)」がある。名前から意味は推察がつき使えそうではあるが、がそのアルゴリズムはどうなっているのだろうか。
画像を縮小する場合には平均画素法という方法が有力であろう。たとえば赤2個と白2個の4ピクセルを1ピクセルに縮小すると赤と白の平均値ピンクに見えるはず、というのは直感にも合っている。縮小アルゴリズムの決定版のように思うが、プログラムを作る立場からは工夫がいるらしい。通常平均するピクセルに端数ができる場合があるので、元画像を最小公倍数で一旦拡大する必要がある。それにしてもPhotoshop Elementsでもサポートしてほしいものだ。
画像の拡大にはLanczos法(ランツォシュと読むらい)が優れていると言われる。
こちらを参照。
上の記事にあるようにLanczos3では6×6のピクセルを考慮している。遠くのピクセルの影響を受けるといことは、「ピンボケ画像にアンシャープマスクをかけたような画像なる」と考えたほうがよいだろう。
手元にあるソフトではGIMP2.6.7がLanczos3をサポートしている。ただし「GIMP2.6には画像縮小には無条件で平均画素法が使われる」というブログを見かけるため注意が必要かもしれない。IrfanViewという有名なフリーソフトは、多数の画像拡大・縮小アルゴリズムを実装している。
IrfanViewのサイズ変更で指定できるもの;Hermite(最高速)、Triangle、Mitchell、Bell、S-Spline、Lanczos(高画質)
残念なことにirfanViewはWindows7での作動実績が思わしくない。(Microsoft Office2007 IMEとの関係らしい)
フリーソフトの中にもLanczos3をサポートするものがいくつかある。
藤‐Resizer-
「R13」
Ralpha
しかし「座標(距離)の小数部を丁寧に処理していないために、Lanczos関数の値が正確に計算できていない物もあった」という ブログ記事を見かけたので注意が必要であろう。
Corel Paint ShopPro Photo X2にはバイキュービック法はサポートされているが、「スマートサイズ」、「ピクセルリサイズ」は何を意味するのか分からない。
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by takaminumablog | 2010-03-07 14:25 | 写真:画像 | Comments(0)

坪田知己2009「2030年メディアのかたち」講談社

Twitterの大流行をみて「Twitterが社会革命を引き起こす」という主張を耳にするようになった。この主張に、私は強い違和感を覚える。なんでも流行すると後追いで「革命だ」と大騒ぎする人がいるものだ。このような人はSNSが流行りだしたときも、動画共有サービスが流行りだしたときも大騒ぎしていただろう。何もめくじらを立てないで聞き流せばよいと言われるかもしれない。そこで流行中のサービスをもっとひろくとらえて「ソーシャルメディアが革命を引き起こしか?」という見地にたって考えてみたい。
インターネット時代に入りマスメディアの凋落が著しい。(日本経済新聞が
電子版を開始するが、月4000円を払う人、あるいは宅配+1000円を払う人は少ないだろう)メディアを独占し競争原理が働かない日本のマスメディアを見ていると、喜ばしいとすら思う。だからと言ってソーシャルメディアがマスメディアを代替するだろうか。日本語のブログは、数は多いが、ほとんど個人の感想、日記で、社会的な意見を発表したものは極めて少ない。私はウィキペディア(通常ソーシャルメディアの内、コラボレーションに分類される)を初めて見たとき、その素晴らしさに驚いた。しかし現在は残念ながら心ない人により
2チャンネル化しているようだ。イデオロギーが関係する問題については全く信用できない。自分のよく知っているサイエンスに関する用語を検索してみると、時々誤りが見つかる。そのウキペディアが編集者の減少により危機に瀕しているらしい。(こちらを参照)
 Twitterのような、つぶやき(あるいは英語を直訳すればさえずり)は例えその中に重大な社会的意見が含蓄されていても読むとることは難しいため、ノイズにしかならない。社会を変える原動力だと考える人の思考回路はどうなっているのだろう。(Twitterの流行は、そこで交換される情報の内容ではなく、同じ時間に内容は何でもいいからおしゃべりをしていることが楽しいから流行っているのだろう)
 掲題の本によると、『少数のエリートが多数に向かって意見を述べる「一→多型」のマスメディアが崩壊し、多数の人が多数の人と意見を交換する「多→多型」のソーシャルメディアに取って代わられた。しかしその時代はやがて終息し「多→一型」に時代が来るだろう』らしい。その通りかもしれないが、この本の言うような近未来には無理だろう。コンピュータによる知的処理は、過去多くの研究がなされ、徒労に終わった。現在はその萌芽すら見えない。
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by takaminumablog | 2010-03-06 18:25 | IT | Comments(0)