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太田朋子2009「分子進化のほぼ中立説 偶然と淘汰の進化モデル」講談社ブルーバックス

進化論について一般向けに解説した本は多数出版されている。しかしトンデモ本であったり、トンデモ説をそう断ることもなく紹介してあったりして、一般人が進化論に関する正しい知識を吸収するのは難しい。その中で、この本は一般向けに書かれた優れた解説書だ。そのかわりコンパクトにまとめられていて素人にはとても難解である。この本を読む前に少なくても次の本は読んでおかねばならない。
木村資生1988「分子進化を考える」岩波新書
著者は木村資生博士の門下生で中立説を発展させて「ほぼ中立説」を確立した方だそうだ。
木村資生博士が中立進化論を発表してから2008年で40周年となったらしい。(中立進化論がNature誌に1968年2月17日に掲載された)そろそろわれわれ一般人も分子進化の中立説を理解してもよいころだろう。
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by takaminumablog | 2009-06-14 15:56 | 読書日記(その他の科学) | Comments(0)