<   2009年 05月 ( 2 )   > この月の画像一覧

日本的経営「三種の神器」は嘘だった

小池和男2009 “日本産業社会の「神話」” 日本経済新聞出版社
「三種の神器」つまり企業別組合、終身雇用、年功制、さらには集団的意思決定が戦後日本の産業の発展を支えたということになっている。しかしこの本を読めばそれは嘘だったということが分かる。
・企業別組合は日本固有のものではなく英国でも事実上企業別組合であった
・年功賃金は日本固有のものではない
・日本の経済発展に政府の果たした役割は小さい
など、日本的経営について巷に言われることはほとんどデタラメだったということが分かる。
かなり前になるが、日本産業社会の「銀行主導型経済発展」の嘘を暴いた本を読んだことがある。
三輪芳郎、J.マークザムライヤー “日本経済論の誤解―「系列」の呪縛からの解放 ”

それにしても日本経済や日本的経営に関してこんなにひどいデタラメがまかり通っているのはなぜだろう。
[PR]
by takaminumablog | 2009-05-13 10:14 | その他の読書日記 | Comments(0)

インフルエンザA(H1N1)への対応は十分か?

インフルエンザA(H1N1)の政府や自治体の対応は著しく遅れている!
それに対するマスメディアの批判も突っ込みがたりない。
・発熱外来
発熱のある患者は、保健所に電話で相談し、インフルエンザの疑いがあった場合、発熱外来の紹介を受ける仕組みらしい。私の住むさいたま市では「9か所の発熱外来を確保した」と発表されている。たった9か所。この状態では発熱患者は最寄りの病院に行くだろう。病院はどこも満員。病院の待合室では半径2メートル以内に2、3人が座っている。(2メートル以内にいた人を濃厚接触者というらしい)
発熱外来は広い公園にテントを張り、患者同士の接触のない状態でインフルエンザだけの診断を専門的に行わなければお話にならない。患者がそこまで移動する手段の確保も重要だ。公共交通機関で移動すれば多くの濃厚接触者ができる。
・海外旅行
旅行会社はメキシコのツアーを中止したそうだ。当然だ。しかしアメリカ向けツアーは中止していないらしい。アメリカとメキシコは人の交流が盛んだ。犯罪者や密入国者だけでもものすごい数の交流がある。(アメリカの密入国者は年間80万人とも100万人とも言われている。その大部分がラテンアメリカ系のメキシコ人と中南米人らしい。しかしこのところの不景気と取り締まり強化で減っているという話もある)ましてや旅行者や家族間の交流はものすごい。アメリカの貧しい人への医療制度は貧弱だ。患者数の把握も遅れるだろう。
政府はアメリカ向けのツアーを中止させるべきだ。(現在外務省の海外安全ホームページはビジーでつながらない)
[PR]
by takaminumablog | 2009-05-01 14:46 | 雑感 | Comments(0)