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人工冬眠

市瀬史2009”「人工冬眠」への挑戦―「命の一時停止」の医学的応用”講談社ブルーバックス
ビジネスの世界では目立った活動がないことを「冬眠していた」などと冗談をいうが、冗談ではなくなりつつあるらしい。
大胆な予想を言わせてもらえば、今後数年以内に、何らかの形の“人工冬眠”は実現する恥です。おそらく最初は、重症の外傷患者を救う最終手段の一つとして急速強制冷却と全身麻酔と筋弛緩と人工呼吸の併用という形で行われるものとなるでしょう。
そして10~20年以内に冬眠のメカニズムが完全に解明されると思います。そうなれば人工呼吸や全身麻酔のどの医学的補助手段を使わない人工冬眠も、単なる夢から手の届く可能性の一つに変わるでしょう。「今年の冬は寒そうだから、カプセルの中で人工冬眠して過ごそう」という選択ができる日も、そう遠い未来ではなさそうです。

冬眠中は代謝が抑制されるため寿命を延ばす効果があるらしい。つまり冬眠中はあまり年を取らないということだ。われわれの孫の世代くらいになると「不景気で就職先も見つからないからしばらく冬眠しよう」なんていう時代になるのだろうか?
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by takaminumablog | 2009-04-30 16:33 | 読書日記(その他の科学) | Comments(0)